宮崎中央新聞は、毎週月曜日に発行される、口コミで広がる新聞です。
購読料は月1000円。
天気予報とか、事件とかのニュースは一切ありません。
ただ、愛情のある社説だけで構成される新聞です。
購読者から紹介されると、1カ月間無料で送られてきて、その後、購読を希望する場合に契約をします。
友人である60代の女性、菅沼さんから「とにかくキムキムにぴったりの新聞だから、紹介しておいたから、読んでみて!」と言われ、間もなく届きました。
それは、たった1枚の大きな白い紙に綴られた、新聞というより伝言板に近い印象のモノでした。
「ふ~ん」軽い気持ちで読み進めると、間もなく涙があふれ出し、止まらなくなりました。
軽い気持ちで、電車の中で読み始めたので、恥ずかしかったことを覚えています。
そこには、感動のエピソードや、心を揺るがす講演会の内容等がびっしり紹介されており、優しさと愛情で埋め尽くされていました。
「現代人は情に飢えている」だから、感動を発信したい!の信念のもと、編集長の 水谷もりひと さんは素晴らしい文章を発信し続けています。
(3カ月に一度、購読料の請求が来ますが、新聞社の社員の方からの手書きの文章が又感動です。)
キムキムの勝手に応援プロジェクトでは、これからも宮崎中央新聞を応援すると共に、学んでいきたいと思います。
見本紙を希望される方はキムキムが紹介します!(^^)/
(ホームページからも申し込みできますが.http://miya-chu.jp/)
こんな文章でいっぱいの新聞です。
今年の6月のある日のこと、小学校1年生の三女、こはるちゃんが学校から帰ってくるなり、嬉しそうにこう叫んだ。「お父さ~ん、今日の宿題は抱っこよ!」
何と、こはるちゃんの担任の先生、「今日はおうちの人から抱っこしてもらってきてね」という宿題をだしたのだった。
「よっしゃあ!」と、平田さんはしっかりこはるちゃんを抱きしめた。
その夜、こはるちゃんはお母さん、おじいちゃん、ひいおばあちゃん、2人のお姉ちゃん、合計
6人と「抱っこの宿題」をして、翌日、学校で「抱っこのチャンピオン」になったそうだ。
数日後、平田さんはこはるちゃんに聞いてみた。「学校のお友だちはみんな抱っこの宿題をしてきとったね?」
するとこんな悲しい答えが返ってきた。「何人か、してきとらんやった」。でも、世の中、捨てたもんじゃない。次に出てきた言葉に救われた。「だけん、その子たちは先生に抱っこしてもらってた」ステキな先生だなあと思った。(「抱っこの宿題」、忘れんでね!/より)
書いててまた涙が止まらなくなっちゃった。(^^)